題名:裁判官の爆笑お言葉集
著者:長嶺超輝
出版社:幻冬舎
値段:720円(税別)
ISBN:978-4-344-98030-3
カバーにある紹介文:
「死刑はやむを得ないが、私としては、君に出来るだけ長く生きてもらいたい」(死刑判決言い渡しの後で)。裁判官は無味乾燥な判決文を読み上げるだけ、と思っていたら大間違い。ダジャレあり、ツッコミあり、説教あり。スピーディーに一件でも多く判決を出すことが評価される世界で、六法全書を脇におき、出世も顧みず語り始める裁判官がいる。本書は法廷で個性あふれる肉声を集めた本邦初の語録集。これを読めば裁判員になるのも待ち遠しい!
カバーにある作者の紹介文:
長嶺超輝ながみね・まさき
一九七五年長崎県生まれ。九州大学法学部を卒業後、弁護士を目指し、塾講師や家庭教師の指導と並行して司法史試験を受験。七回の不合格を重ねて懲りる。現在はライター業の合間をぬって裁判傍聴に通う日々。二〇〇五年の最高裁判所裁判官国民審査では、対象となった裁判官六名の経歴や過去の発言、判決骨子をまとめたサイト「忘れられた一票」が各方面で大きな反響を呼ぶ。司法脱線ブログ「法治国家つまみぐい」・裁判傍聴メルマガ「東京地裁つまみぐい」 http://miso.txt-nihty.com/
裁判官が裁判で言った言葉を集めた本です。裁判官も人間であり、ただ判決を下すだけではないのだなと痛感できる本です。爆笑お言葉集という題名ですがべつに笑えません。が、ほろりとする言葉などは読んでいて裁判官の人間味がひしひしと伝わってきます。
犯人が人を殺すのは簡単だが、
国家が死刑という判決を下すのは大変だということです。
皆さん、納得はいかないと思いますが、
そういうことです。
殺人、未成年者略取などの罪に問われた男に、死刑の求刑を退けた上で無期懲役の判決を言い渡して。閉廷後に、遺族のいる傍聴席に向かって、異例の言及。
この言葉を読んだときに裁判官も判決を下すことに非常に迷うのだろうと思いました。人を裁くというのは非常に大変な職業なんでしょう。
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